トアロードについて / About TOR ROAD
ごあいさつ
快い秋がやってきました。いよいよ文化の秋です。
ここ神戸トアロードには朝晩、山風と浜風が流れ替わります。
いつも爽やかな気持ちで、春夏秋冬、緑の六甲の山なみを望むことができます。
関西では一番人気スポットの旧居留地への入り口であり、出口でもあります。その南端にある三宮神社の前で、140年前、日本の歴史を変えた神戸事件がありました。
フランスの水兵が備前藩の列隊を横切ろうとして乱闘が起きました。
隊長だった滝善三郎が詰め腹を切らされ、兵庫の永福寺にフランスとイギリスの高官達が注視の中、慫慂として切腹した気の毒な事件でした。結果として日本の開国が早まりました。
この通りはむかし三宮通りとなっていましたが、
いつしかTORROADと言われるようになりました。
日本ではじめての横文字商店街です。
東西の文化が混在しているユニークなこのストリートで、想像力を駆使した匠みが想いを込めた作品を、見せたり見せて頂いたりと、その作品を愛(め)で称(たた)える歓びを共感できるのは、ここを訪れるお客様や、この地で働く私共の一番の幸せでもあります。
子供さんからお年寄りまでみなさん、神戸トアロードでごゆっくりお楽しみください。
トアロード商店街東亜会協同組合
会長 上根 保
アートで美しい街、個性あふれる創造の街、
トアロードを目指して
トアロードクラフトアートフェアは、震災による大きなダメージから新たなまちづくりを目指す中で、職人による工房のまちとして栄えてきたトアロードの伝統にふさわしいストリートフェアとして、平成9年にスタートしました。
トアロードのまちづくりの特徴は、美しい華やかなまちなみをつくるということと、このまちから神戸らしいクラフトマンが育つ舞台をつくろうということで、このクラフトアートフェアは、そんなまちづくりの目指すところをとてもわかりやすく表現し、多くの市民のみなさんの指示を得てこられました。
このフェアは、今年から名前を「KOBE トアロード・クラフトアートフェア」と変更し、コンパクトな形で新たな出発をされることとなりました。
中央区は、2010年のあるべき姿として「多彩な個性がいきづく『生活文化都心』」を掲げておりますが、神戸を代表するストリート「トアロード」で、生活文化に密着した手作り作品を展示・販売するこのフェアは、まさに区の目指す都心のイメージにふさわしいイベントだと言えます。個性あふれるクラフトマンたちのブースが賑やかに立ち並び、温かみのある質の高い作品に出会えるのではないかと楽しみにしています。
これからも、このフェアが、「トアロード」のブランド力を守り、活かし、育て、ますます発展されることをお祈りするとともに、行政もみなさんとご一緒に恊働でのまちづくりを進めてまいりたいと考えておりますので、今後ともよろしくお願いいたします。
中央区長
南野 誠二